【キャスト】岡部 尚、折原みか、工藤和馬、島守杏介…
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さまざまな聴牌のない人生
東大を卒業したがプロ雀士の道を歩む須田良規本人をモデルにしたコラム「東大を出たけれど」を「グラスホッパー」(原作:伊坂幸太郎 連載:コミックチャージ、角川書店)で巧みな心理描写を描いた井田ヒロトが完全コミック化(全3巻)した作品を原作としている。
多くの原作ファンの要望にこたえる形で12月10日にコミックの廉価版が全国のコンビニで発売される予定である。
実際作者は、東大出身の雀士であり、自らの体験をもとにして、この作品を書き上げた。
雀荘に集まる人々の人間ドラマを、勝負事という一瞬の刹那に委ねる人達を見事に書き切っている。
【ストーリー】東大を卒業し、雑務と接客をこなしながら自腹で麻雀を打つ雀荘従業員(メンバー)になった須田良規(岡部 尚)。
日本の最高学府を卒業したのだからもう少し気の利いた職業があったかもしれない。だが良規は自らが住むべき場所を雀荘の中に見出した。
雀荘には、学生時代の友人である奥村恵(折原みか)、八波泰介(工藤和馬)、瀬川透(島守杏介)や良規行きつけのラーメン店従業員の山ちゃん(宮川一朗太)らが、さまざまな思いを抱きながら訪れる。そこには社会的地位や名誉、資産の有無も存在しない。皆、公平に与えられたチャンスを掴むべく闘うことだけに集中する。そして、その間は忘れることができる。日々の辛苦を、将来の不安や、焦燥を・・・。明日になれば再び日常に戻っていく市井の麻雀客たちを、良規は静かに見つめている。
【キャスト】岡部 尚、折原みか、工藤和馬、島守杏介、笠 兼三、生井優太、河原麻衣、上原奈美、西村正樹、梅田宏、宮川一朗太 ほか
【監督】小沼雄一
64分