雪恋歌~悲劇に揺れる宮廷の愛~ 第十四話「誤解の先に」
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誤解が林晚晚(りんばんばん)の心を曇らせていた。帰京の馬車で、太子(たいし)と上官离(じょうかんり)の火花散る嫉妬合戦が続き、息の詰まるような空気の中、林晚晚は思わず外へ飛び出す。夜風に吹かれ、月を見上げる彼女のもとへ上官离が現れ、二人はようやく誤解を解き、静かな夜に溶けるような口づけを交わす。だが、太子に見られてしまう。宮廷へ戻った太子は勝手に宮廷を抜け出したことを皇后に謝罪するが、皇后は太子が上官离を殺さなかったことに失望する。