映画『ぶぶ漬けどうどす』
視聴期間:3日間
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東京から京都の扇子店に嫁いできたライターのまどか(深川麻衣)は、数百年の歴
史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始める。ある日、梓(片岡礼子)が女将を務める京料理店を訪れたまどかは、そこで梓から、年々廃業する老舗が増えていると教えられる。老舗がなくなるということは「京都の顔」がなくなるということ、「自分とこだけ守っててもあきません。皆で助け合っていかんと」という梓の言葉に、深い感銘を受けたまどか。その後、義母の環(室井滋)の留守中に店番を務めていたまどかは、不動産業を営む上田(豊原功補)の頼みを聞いて、老舗を紹介するテレビ番組に出演する。放送された番組で、まどかは梓の話を受け売りし、さらに女将たちの集まりを「洛中女将さん会」と勝手に名付けて紹介してしまう。自分たちのマンガも放映されて大はしゃぎするが......。