役者になったスパイ(字幕)
解説
監督を務めたのは、デビュー作『Der Freund』(2008)でスイス映画賞作品賞を受賞し、映画『Die Standesbeamtin』(2009)の大ヒット以降、ロマンス映画の名監督として知られるミヒャ・レビンスキー。日本でも公開された衝撃作『まともな男』(2015)では、ヒューマンサスペンスという新境地を開拓した。そんな彼が本作で描き出すのは、中立を掲げながらも強い反共意識に覆われた1980年代のスイスを舞台に、市民が監視対象となった異例のスキャンダル。冷戦下のひりついた空気、ベルリンの壁崩壊の衝撃や人々に巣食う疑心暗鬼の心にユーモアを加えることで見事なバランスの作品に仕上げた。シェイクスピア『十二夜』の稽古と現実が重なり合う中で、任務と恋に揺れる男を主人公に据えたポリティカル・ロマンスコメディが日本に上陸した。
【キャスト】
ヴィクトール・シュエラー/ヴァロ・フバッハー:フィリップ・グラバー
オディール・ヨーラ:ミリアム・シュタイン
ハンス・マロッグ:マイク・ミュラー
カール・ハイマン:ミヒャエル・マールテンス
レーマン大佐:ピーター・イェックリン
【スタッフ】
監督:ミヒャ・レビンスキー