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明日の食卓

■解説
息子を殺したのは、私ですか−? 2016年に出版された椰月美智子の小説「明日の食卓」。親子、そして家族をめぐる光と闇を、ごく普通の母親が日々抱える葛藤から赤裸々に描出。子育て世代を中心に反響を呼んだ本…

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明日の食卓の解説

息子を殺したのは、私ですか−?

2016年に出版された椰月美智子の小説「明日の食卓」。親子、そして家族をめぐる光と闇を、ごく普通の母親が日々抱える葛藤から赤裸々に描出。子育て世代を中心に反響を呼んだ本作を『64-ロクヨン-』(16)、『糸』(20)等を手掛けてきた名匠・瀬々敬久が映画化。住む場所も環境も異なる3組の母子とその家庭の内情に迫る。2人の息子を育てるフリーライターの石橋留美子を演じたのは、自身も2児の母であり、10年ぶりの映画主演作となった菅野美穂。ブランクを経て復帰したライターの仕事にやり甲斐を感じる一方で、収入を失った夫に代わって家計を支えるプレッシャーを抱え、やんちゃな息子たちに振り回される日々。ボロボロになりながらも、タフな存在感と未来への希望をうかがわせる朗らかさを演じきった。大阪在住のシングルマザーである石橋加奈を演じたのは高畑充希。パートの仕事を掛け持ちして働きづめの毎日で、一人息子の成長だけが生き甲斐。心身共に余裕のない中でも懸命に前を向く生き様を、愛情深く肝のすわった母親像として鮮明にスクリーンに焼きつける。静岡に住む専業主婦の石橋あすみを演じたのは尾野真千子。郊外にマイホームを建て、遠距離通勤を選んだサラリーマンの夫と、地元の名家である姑に、よく出来た息子。絵に描いた幸せな家庭と優雅な暮らしがずっと続くと思っていた矢先、息子の思いがけない一面を知り自分を見失っていく姿を、生々しい息使いで体現した。そのほか、大東駿介、和田聰宏、山口紗弥加、藤原季節、渡辺真紀子、宇野祥平ら邦画界を支える実力派俳優が脇を固める。ワンオペ、シングルマザー、介護問題。世の母たちを取り巻く環境は過酷だが、決して母親だけの問題ではない。にもかかわらず、その多くを彼女たちが背負わざるを得ない現実がある。自分なりに注いできたつもりの愛情も、子どもたちには思うように届かない。理想と現実の狭間で揺れ、息子への愛と憎しみを行ったり来たりする母親たち。なぜ「ユウ」は死ななければならなかったのか? 誰もが加害者であり、被害者にもなり得る。これはあなた自身の物語でもあるのだ。

【キャスト】
石橋留美子:菅野美穂
石橋加奈:高畑充希
石橋あすみ:尾野真千子
石橋太一:大東駿介
石橋豊:和田聰宏

【スタッフ】
監督:瀬々敬久
プロデューサー:大瀧亮
製作会社:WOWOW
原作:椰月美智子
脚本:小川智子
音楽:入江陽
撮影:花村也寸志

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