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彷徨える河

■解説
闇の奥、遡上の果てに― コロンビア史上初のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート。 アメリカ、フランスでは異例のヒットを記録。 俊英シーロ・ゲーラが描き出す、驚愕の世界観と圧倒的な映像美。 本作…

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彷徨える河の解説

闇の奥、遡上の果てに―

コロンビア史上初のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
アメリカ、フランスでは異例のヒットを記録。
俊英シーロ・ゲーラが描き出す、驚愕の世界観と圧倒的な映像美。

本作は、20 世紀初頭と中盤にアマゾンに足を踏み入れた実在する二人の白人探検家(ドイツ人民族学者テオドール・コッホ=グリュンベルクと、アメリカ人植物学者リチャード・エヴァンズ・シュルテス)の手記に触発されて作られた物語。
アマゾン先住民の生き残りで呪術をあやつる男カラマカテの元を、二人の探検家が異なる時代に訪れることで、カラマカテを船頭にした、二つの時を往来する旅がはじまる。アマゾンを舞台にしたこの物語は、神秘的な幻覚や呪術といったマジックリアリズムに彩られた世界観を持つ。その世界観は、美しいモノクロームの映像と情感あふれる多層に重ねられた音によって描かれ、失われた先住民の“記憶”をスクリーンに強烈に焼き付ける。
監督は、米エンターテインメント業界紙Variety にて、「2016 年に注目すべき監督10 人」に選出されるなど、近年世界的な注目を受けているコロンビアの俊英、シーロ・ゲーラ。本作も2015年カンヌ国際映画祭監督週間アートシネマアワード受賞、2016 年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート(コロンビア史上初の快挙)など、数々の映画祭で極めて高い評価を得ている。また、米国では初週土日の成績が2015 年公開の外国語作品との比較でトップになるという異例のヒットを記録し、フランスでもロングランを記録するなど、興行面でも世界的成功を収めている。

深遠なるアマゾンの最奥に潜む闇。遡上の果てにあるものとは―
これまで語られることのなかった“失われゆくものの物語”がはじまる。

アマゾン流域の奥深いジャングル。侵略者によって滅ぼされた先住民族の村、唯一の生き残りとして、他者と交わることなく孤独に生きているシャーマンのカラマカテ。ある日、彼を頼って、重篤な病に侵されたドイツ人民族学者がやってくる。白人を忌み嫌うカラマカテは一度は治療を拒否するが、病を治す唯一の手段となる幻の聖なる植物ヤクルナを求めて、カヌーを漕ぎ出す。
数十年後、孤独によって記憶や感情を失ったカラマカテは、ヤクルナを求めるアメリカ人植物学者との出会いによって再び旅に出る。過去と現在、二つの時が交錯する中で、カラマカテたちは、狂気、幻影、混沌が蔓延するアマゾンの深部を遡上する。彼らが向かう闇の奥にあるものとは…。

【キャスト】
ヤン・ベイヴート(テオ役)
ブリオン・デイビス(エヴァン役)
アントニオ・ボリバル・サルバドール(年老いたカラマカテ役)
ニルビオ・トーレス(若き日のカラマカテ役)
ヤウエンク・ミゲ
ニコラス・カンチーノ

【スタッフ】
監督:シーロ・ゲーラ
プロデューサー:クリスティーナ・ガジェゴ
脚本:シーロ・ゲーラ、ジャック・トゥールモンド
撮影監督:ダヴィ・ガジェゴ
プロダクションデザイナー:アンヘリカ・ペレア
アートディレクター:ランセス・ベンフメア
録音:マルコ・サラバリア
サウンドデザイナー:カルロス・ガルシア
音楽:ナスクイ・リナレス
編集:エティエンヌ・ブサック、クリスティーナ・ガジェゴ

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