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第八話「刀鍛冶」

精霊の守り人

■解説
ボロボロの槍を直してもらおうと、バルサはチャグムを連れて馴染みの鍛冶屋に向かう。そこの鍛冶は名匠と評判で、宮にも刀を納めていた。 死んだはずのバルサが現われ、驚く鍛冶。すぐに新しい槍を打って欲しいとい…

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精霊の守り人の解説

ボロボロの槍を直してもらおうと、バルサはチャグムを連れて馴染みの鍛冶屋に向かう。そこの鍛冶は名匠と評判で、宮にも刀を納めていた。 死んだはずのバルサが現われ、驚く鍛冶。すぐに新しい槍を打って欲しいというバルサに対して鍛冶は、帝に弓を引いたという街の噂が本当ならば、バルサには協力出来ないという。バルサはそれでも真実を語ろうとしない。事情が分からない限り、槍を打つかどうかの判断が出来ないという鍛冶は、他の客が来るからと二人を隣の部屋に追いやる。 その時、客が入ってくる。やって来たのは狩人のモンとジンだったのだ!二人はバルサとの戦いで傷ついた刀をこの鍛冶に預けており、打ち上がった新しい刀を取りに来たのであった。その二人に対して鍛冶は、人の身を斬らずただ業だけを断ち切る、そんな刀をいつか打ちたい、という自分の夢を語って聞かせる。しかしそれにはその刀を持つ武人の技量も問われる。鍛冶は、過去にただ一人、そう思えた武人の話を始める……。 その武人は異国人で、恐ろしく腕が立ったが、母国で、宮廷内の抗争に巻き込まれた友人から託された不釣合いな子供を一人連れていた……。

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